blauto

内容

  1. 1 概要
  2. 2 コマンドラインでの使用法
  3. 3 追加の情報
  4. 4 変数
  5. 5 説明
  6. 6 アルゴリズム
  7. 7 関連のXファンクション

概要

:基線を自動的に作成します。

コマンドラインでの使用法

blauto n:=5; // 5つのアンカーを使って基線を作成

追加の情報

必要なOriginのバージョン:8.0 SR3

変数

表示名

変数名

I/O および データ型

デフォルト 値

説明

入力

iy

入力

XYRange

<active> 基線を作成する入力データを指定します。

自動しきい値

thres

入力

double

0.05 基線のアンカーポイントの位置を決めるのに使用するしきい値を指定します。

アンカーの数

number

入力/出力

int

8 基線のアンカーポイントの数を指定します。これにより基線の形状を変更できます。

アンカーの座標

oy

出力

XYRange

<新規> アンカーポイントの座標の出力範囲を指定します。

説明

基線を探したり、減算することにより、より簡単に、より精度良く、データ上のピークを検出することができます。この関数は、自動的にスペクトルデータの基線を作成します。

Originが基線を計算するとき、自動しきい値を使って、基線の湾曲のしきい値をセットします。そして、アンカー変数を使って、アンカーポイントの数をセットします。これは基線の形状を調整するのに使用できます。

アルゴリズム

Xファンクションは、しきい値以下の湾曲である区間の曲線データを調べます。(しきい値は、自動しきい値 変数で決まります。)そして、これらの区間が基線を構成するのに使われます。

関連するXファンクション

fitpeaks, pa, pkFind, PaMultiY, NLfitpeaks