signrank1(Pro)

内容

メニュー情報

統計グラフ:ノンパラメトリック検定:1集団のWilcoxon符号順位検定

概要

1集団のWilcoxon符号順位検定を実行します

追加の情報

これはOrigin Proのみの機能です。

コマンドラインでの使用法

 

1. signrank1 irng:=col(A)

2. signrank1 irng:=Col(A) median:=0.1

3. signrank1 irng:=Col(1) median:=2.0 tail:=lower rt:=<new Sign>

 

変数

表示名 変数名 I/O

データ型
デフォルト値 説明
入力 irng

入力

Range

<active>

1標本のWilcoxon符号順位検定を実行する入力データ範囲を指定します。

検定の中央値 median

入力

double

0

帰無仮説の値を指定します。

帰無仮説 null

入力

string

0

帰無仮説を表示します。

対立仮説 tail

入力

int

Radio

上側、下側、両側のWilcoxon符号順位検定を実行すべきかどうかを示します。
オプションリスト

  • 両側:中央値 <> 0
    両側のWilcoxon符号順位検定を実行します。
  • 上側:中央値 > 0
    上側のWilcoxon符号順位検定を実行します。
  • 下側:中央値 < 0
    下側のWilcoxon符号順位検定を実行します。
有意水準 alpha

入力

double

0.05
検定の有意水準を指定します。
結果を出力 rt

出力

ReportTree

[<入力>]<新規>

レポートワークシートの出力先を指定します。

 

サンプル

1.アクティブワークシートの列1で、デフォルトの設定で1標本のWilcoxon符号順位検定を実行するには、コマンドウィンドウにスクリプトを入力します。

signrank1 irng:=col(A);
上記の検定の詳細な出力結果をリストするには、コマンドウィンドウにスクリプトを入力します。
signrank1.=

2.クティブワークシートの列Bで、仮説平均を20に設定して上側の1標本のWilcoxon符号順位検定を実行するには、コマンドウィンドウにスクリプトを入力します。

signrank1 irng:=col(B) median:=20 tail:=1
すべてのコマンドはスペース区切りで同じ行から実行されます。

 

詳細な情報

詳細は、ユーザガイドをご覧下さい。

参考文献

Nag's help g08agc.pdf

関連のXファンクション

ttest1, sign2, signrank2