imgBlend

内容

  1. 1 メニュー情報
  2. 2 概要
  3. 3 追加の情報
  4. 4 コマンドラインでの使用法
  5. 5 変数
  6. 6 説明
  7. 7 サンプル
  8. 8 アルゴリズム
  9. 9 参考文献
  10. 10 関連のXファンクション

メニュー情報

アルファ混合

概要

2つの画像を合成し、組み合わせた画像を作成します。

追加の情報

これはOriginProのみの機能です。

コマンドラインでの使用法

1. imgBlend img:=[Mbook1]1!mat(1) imgb:=[Mbook2]1!mat(1) opacity:=120;

2. imgBlend img:=[Mbook1]1!mat(1) imgb:=[Mbook2]1!mat(1) x:=50 y:=10;

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
入力イメージ img

入力

Image

<active>

操作する入力画像を指定します。デフォルトの入力はアクティブイメージです。

合成するイメージ imgb

入力

Image

<unassigned>

入力画像を合成するのに使われる画像を指定します。

不透明度 opacity

入力

int

128

合成する画像の不透明度を指定します。この値は0から255までです。

出力イメージ oimg

出力

Image

<新規>

出力画像を指定します。デフォルトで、新しい画像が作成され、出力として使われます。

オフセットX X

入力

int

0

合成する画像の相対的な位置を変更する垂直のオフセット値を指定します。

オフセットY Y

入力

int

0

合成する画像の相対的な位置を変更する水平のオフセット値を指定します。

共通の領域の切り取り crop

入力

int

1

入力画像と合成する画像の共通の領域に出力画像を切り取るかどうかを指定します。

説明

このXファンクションは2つの画像をアルファブレンドで合成します。 Image to Blend は、透過処理を行い、Input Image入力画像を上側に配置して、下側の画像を見えるようにします。

サンプル

このサンプルでは、imgBlend 関数を使って、2つの画像を組み合わせます(Mbook3とMbook2にある画像)

  1. 入力画像をアクティブにして、「イメージ:算術演算:アルファブレンド」を選択します。これはXファンクションのダイアログを開きます。
  2. Xファンクションダイアログで、下の図のように設定を変更して、OK ボタンをクリックしてダイアログを閉じます。

入力画像

混合するイメージ

出力画像


アルゴリズム

計算には、LEADTOOLS Main APIのL_AlphaBlendBitmap() を使用しています。詳細は、LEADTOOLS Main API Version 14 ヘルプファイルを参照し、トピックL_AlphaBlendBitmapを読んでください。

参考文献

LEADTOOLS Main API Help file, Version 14

関連のXファンクション

imgSimpleMath