BatchProcess-WordTemplate
Originは複数ファイルのバッチ分析を実行することが出来、外部のレポート用Wordテンプレートにセルをリンクさせて分析結果を出力することが出来ます。
必要なOriginのバージョン:Origin 2016 SR0
このチュートリアルでは、以下の項目について解説します:
このチュートリアルでは、<Origin EXE folder>\Samples\Batch Processing\ フォルダにある、作成済のSensor Analysis Report.dotx を使います。Wordテンプレートでブックマークラベルを確認するには、ファイルを開いた後、メニューのファイル:オプション からWordのオプション ダイアログを開きます。左側パネルにある詳細設定を選択し、右側パネルで構成内容の表示のセクションまでスクロールして、ブックマークを表示するにチェックを入れます。
以前のチュートリアル "カスタムレポートの作成" のステップに従って、対象のセルに、結果をコピー&ペーストする方法を確認することが出来ます。
データファイルを解析して、即座にWordのレポートを作成したい場合があります。上記の例から引き続いて、Bookmarksワークシートのように、全ての結果をWordブックマークにリンクさせて、アクティブなシートから一時的なWordレポートを作成することが出来ます。これは、ワークシートの左上にある、Wordに出力ボタン をクリックするだけで作成できます。
さらに、エクスポートパス ダイアログでWordレポートをどこに出力するかを設定できます。
Origin 2020から、PDF及びMS Wordレポートを単一のマルチページファイルをして出力することができます。これを行うには、バッチ処理の前にマルチページファイルとしてエクスポートのボックスにチェックをします。
エクスポートされたPDFファイルの保存場所は、メッセージログに表示されます。
出力されたPDFのバージョンレポートのサンプルは次の通りです。