分析テーマ
Origin では、分析手順をテーマで制御することができます。テーマは、実際には分析ダイアログの設定を保存するXMLファイルです。たとえば、分析を実行した後、このダイアログには最近使用された設定を保存した<前回通り>テーマが表示されます。 テーマに適切な名前を割り当てて将来それを使うことができます。
このチュートリアルでは、[列の統計]ダイアログを使用して、分析テーマの作成方法と使用方法を説明します。この分析は、平均、標準偏差、最小、最大などのデータに関する記述統計を提供します。 視覚化のために、ヒストグラムまたはボックスチャートを分析結果シートに作成することもできます。
必要なOriginのバージョン: Origin 8.0 SR6以降
このチュートリアルでは、以下の項目について解説します
設定を変更したダイアログテーマをその解析ダイアログのデフォルトとして保存しておくと、いつも同じ設定でダイアログを開き、解析に使用できます。実際の操作としては、ダイアログデータを保存する際に、<デフォルト>として保存を選択します。一度デフォルトテーマを保存した後に、元に戻す場合、メニューから削除を選択するとシステムデフォルトに戻すことができます。
出力ノードを展開または折りたたんで、ショートカットメニューからノード設定を保存を選択して、 分析レポートシートの設定をテーマファイルに保存することもできます。詳細については、この表のノード構成を保存するを参照してください。
テーマを保存すると、多くの方法でご利用頂けます。例えば、列Eを選択して、同じ設定で統計分析を実行できます。