非線形フィットから

非線形フィットには、NLFitダイアログのコードページにフィット後のスクリプトセクションがあります。これは、フィット直後に常に何かを実行した場合に役立ちます。例えば、フィットパラメータ値にアクセスし、別の計算を行ったり、別の分析のために結果を積み上げることができます。

この例では、フィット後のスクリプトセクションは、フィットデータセットの名前を追加し、計算したピークの中心をGaussResultsという名前のワークブックに追加します。

// これは初回のみ新しいブックを作成
if(exist(GaussResults)!=2)
{
    newbook name:=GaussResults sheet:=1 option:=1 chkname:=1;
    GaussResults!wks.col1.name$= Dataset;
    GaussResults!wks.col2.name$= PeakCenter;
}
 
// 最後のレポートシート (this fit)からツリーを取得
getresults iw:=__REPORT$;
 
//  'GaussResults'の2つの列に範囲を割り当て
range ra1 = [GaussResults]1!1;
range ra2 = [GaussResults]1!2;
 
// 1列目の行数と次の行番号を取得
size = ra1.GetSize();
size++;
 
// 最初の列に入力データ範囲を書き出す
ra1[size]$ = ResultsTree.Input.R2.C2$;
// 2番目の列にピークの中心を書き出す
ra2[size] = ResultsTree.Parameters.xc.Value;