グラフィックオブジェクトからPythonを実行


Pythonコードは、グラフ、ワークシート、行列にあるグラフィックオブジェクトに保存できます。オブジェクトの裏でLabTalkスクリプトを実行するのと同じように、オブジェクトの特定のイベントがトリガーされると、コードが実行されます。

スクリプトをPythonとして認識させるために、#、''' (シングルクォーテーション3つ)、""" (ダブルクォーテーション3つ)、importのいずれかでスクリプトを始める必要があります。

テキストオブジェクトからPythonスクリプトを実行する

  1. 新しいワークブックを作成します。
  2. プロジェクトウィンドウの左側にあるプロット操作・オブジェクト作成ツールバーより、テキストツールButton Text Tool.pngを選択します。
  3. ワークシートの空いているスペース(最後の列の右側にある灰色の領域)をクリックします。テキストオブジェクトに「Run」と入力し、オブジェクトの外側をクリックします。これで、ボタンのラベルが作成されました。
  4. Altキーを押しながら、作成したテキストオブジェクトをダブルクリックします。 オブジェクトダイアログが開き、プログラミングタブが表示されます。
  5. 下のテキストボックスに以下のスクリプトを入力します。
    import pandas as pd
    import originpro as op
    data = {'Name':['Tom', 'Jack', 'Mike', 'Alice'],
            'Grade':[99, 98, 95, 90]}
    df = pd.DataFrame(data)
    wks = op.find_sheet()
    wks.from_df(df)
    
  6. のあとでスクリプトを実行ドロップダウンリストから、ボタンアップを選択し、OKをクリックします。
  7. ボタンを押し、データをワークシートにインポートします。

    Python Button.png