スクリプトウィンドウ

スクリプトウィンドウはOrigin Cのデフォルトの出力ウィンドウです。文字列や数値を出力するときは、常にスクリプトウィンドウに表示されます。 LabTalkの Type.Redirectionプロパティを使って、出力されるウィンドウを変更することができます。 このプロパティにより、アプリケーションの出力をスクリプトウィンドウ、コマンドウィンドウ、結果ログ、ノートウィンドウのにリダイレクトすることができます。 詳細はLabTalkのType.Redirection プロパティを参照してください。

以下のサンプルは、現在のRedirectionの設定を保存し、スクリプトウィンドウにリダイレクトするように設定し、次にコマンドウィンドウに出力するように変更し、そして保存した設定に戻します。

string strTypeRedir = "type.redirection";
double dCurTypeRedir;
LT_get_var(strTypeRedir , &dCurTypeRedir); // 現設定を取得

LT_set_var(strTypeRedir , 5); // スクリプトウィンドウは5 
out_str("Hello Script Window");

LT_set_var(strTypeRedir , 128); // コマンドウィンドウは128
out_str("Hello Command Window");

LT_set_var(strTypeRedir , dCurTypeRedir); // 保存設定に戻す