Interactive-Execution
LabTalkコマンドまたはXファンクションを1行ずつ(または複数行を選択して)実行し、スクリプトの実行をインタラクティブにステップバイステップで処理できます。この処理方法のメリットは、スクリプト開発中などで、発行したコマンドの結果を確認して、その結果やエラーによって、次の処理を適切に行うことができる点です。
LabTalkコマンドをインタラクティブに実行するには、次の場所にスクリプトを入れます。
各ウィンドウの特徴およびメリットには、次のようなものがあります。
これはメインウィンドウメニューから開くことができます。これは、上級ユーザのためのLabTalkスクリプトを実行する柔軟な場所です。Enterキーを押すと次のように実行されます。
Ctrl+Enterキー押すと、実行せずに改行され、コードを記述できます。また、編集メニューにはスクリプトの実行オプションがあり、これで編集とインタラクティブな実行を切り替える事ができます。
コマンドウィンドウのコマンドプロンプトにLabTalkコマンドを入力できます。入力したコマンド行のすぐ後に結果が出力されます。コマンドウィンドウには、コマンド履歴パネル、オートコンプリート、前に実行したコマンドを再利用するためのロールバックのサポート、以前に実行したコマンドをOGSファイルに保存するなどさまざまな便利な機能があります。しかし、コマンドウィンドウ内では複数の行を編集することはできないことに注意してください。
コマンドウィンドウの使い方を学ぶにはOriginヘルプファイル内のOriginのコマンドウィンドウの章を参照してください。
コードビルダーはOriginの統合された開発環境で、LabTalkスクリプト、OriginCコード、Xファンクションコードなどのデバッグをする際に便利です。コードビルダーでは、便利なデバッグツール、例えばブレークポイントの設定、ステップバイステップの実行、変数の値の検証を使用してデバッグできます。
コードビルダーの使用方法を学ぶには、プログラミングヘルプファイル内にあるコードビルダーユーザーガイドをご確認ください