前のセクションで説明したように、「ファイルからインポート」メニューからファイル形式を選択して、指定した形式のファイルをインポートするXファンクションを実行できます。 同様に、「エクスポート」メニューは、アクティブな行列、ワークシート、グラフを選択した形式にエクスポートするのに使用することができます。
Originが起動するときに、次の2つのフォルダ内のXファンクションをスキャンして、動的に構成されるメニューが2つあります。
1.Originプログラムフォルダ内のX-FunctionsフォルダにあるImport and Export サブフォルダ
2.User Filesフォルダ内のX-FunctionsフォルダにあるImport and Export サブフォルダ
これら2つのフォルダ内のXファンクションは、ファイル名によって、いずれかのメニューに表示されます。
1.「imp」で始まるXファンクションは、「データ:ファイルからインポート」メニューに配置されます。
2.「exp」で始まるXファンクションは、「ファイル:エクスポート」メニューに配置されます。
X-Functionsのスキャンは、Originが起動するたびに実行されます。 そのため、Import and Export フォルダにあるXファンクションを変更すると、次回Origin起動時に「データ:ファイルからインポート」および「ファイル:エクスポート」メニューが更新されます。
Note:Xファンクションの利用方法によって、どのXファンクションをメニュー内に表示するかどうかが決まります。 Xファンクションの使用方法に関する詳細は、Xファンクションヘルプの「Xファンクションを作成する」をご覧ください。(オンラインヘルプドキュメントでのみ利用できます。) |
メニューのデータ:ファイルからインポート:ファイルの種類の追加/削除...から、インポートメニューのカスタマイズダイアログを開き、データ:ファイルからインポートメニューに表示するファイルタイプとインポートテーマを指定します。
このダイアログでは、次のことを行うことができます。
一旦、"ファイルの種類の追加/削除"メニューの表示チェックボックスのチェックを外すと、インポートメニューのカスタマイズダイアログは、インポートフィルタ・マネジャーでのみ開くことができます。 |