plot_matrix


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作図 > 2D: 散布図行列

概要

グループ化のオプションを含む散布図を作成します

追加の情報

必要なOriginのバージョン: Origin 8.0 SR0以降

コマンドラインでの使用法

1. plot_matrix -r 1 irng:=[Book1]Sheet1!(C,E:G) mdisp:=lower diagonal:=hist gap:=1;

2. plot_matrix -r 1 irng:=[Fisher'sIrisD]"Fisher's Iris Data"!A"Sepal Length":D"Petal Width" group:=[Fisher'sIrisD]"Fisher's Iris Data"!E"Species" mdisp:=upper diagonal:=hist;

Xファンクションの実行オプション

スクリプトからXファンクションにアクセスする場合、追加のオプションスイッチについてのページを参照してください。

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
入力 irng

入力

Range

<active>
入力するデータの範囲です。最低2列(またはその部分領域)を指定します。
グループ範囲 group

入力

Range

<optional>
グループ範囲を指定します。
行列表示 mdisp

入力

int

0
行列の形式には3つのオプションがあります。オプションリスト:
  • 0:正方形
  • 1:上三角
  • 2:下三角
  • 3=mixed:散布図+統計情報
このオプションを選択すると、追加の統計情報が利用可能になります。行列の表示は、追加の統計情報の位置を設定できます。(tristats
追加の統計情報 tristats

入力

int

0
追加の統計情報の表示位置を指定します。オプションリスト:
  • 0=lower: 下三角
追加の統計情報を下三角に表示し、散布図は上三角に表示されます。
  • 1=upper: 上三角
追加の統計情報を上三角に表示し、散布図は下三角に表示されます。
対角セルに表示 diagonal

入力

int

0
対角セルに表示するプロットの種類を指定します。

オプションリスト:

  • 0:<なし>
ボックスチャートまたはヒストグラムが対角セルに表示されません。
  • 1:ボックスチャート
対角セルにボックスチャートを表示します。
  • 2:ヒストグラム
対角セルにヒストグラムを表示します。
  • 3=histdist:分布曲線付きヒストグラム
対角のセルに分布曲線付きのヒストグラムを表示します。
  • 4=dist: 分布曲線
対角のセルに分布曲線を表示します。
  • 5=distfill:塗りつぶし付き分布曲線
対角のセルに塗りつぶし付きの分布曲線を表示します。
対角セル内の変数 var

入力

int

1
ソースデータ列のロングネームを表示するか指定します。デフォルトでチェックがついています。
目盛とラベルの表示 tick

入力

int

1
目盛とラベルの付け方を指定します。オプションリスト:
  • 0: なし
  • 1:すべて
  • 2:交互
  • 3:下と左
  • 4:下と右
  • 5:上と左
  • 6:上と右
間隔(ページ寸法の%) gap

入力

int

0
各レイヤ間の間隔を、幅の%単位で指定します。
信頼楕円 ellipse

入力

int

0
選択した信頼水準に基づいて、信頼楕円を描くかどうか指定します。デフォルトではチェックが外れています。
信頼水準(%) conflevel

入力

double

95
conflevel が1のときにのみ利用できます。信頼楕円に対する信頼水準を%で指定します。値は、0より大きく、100より小さくなければなりません。
線形フィット fit

入力

int

0
変数の各ペアに対して、線型フィットを実行するかどうかを指定します。デフォルトではチェックが外れています。チェックをつけると、フィット線と、補正R^2が各散布図に追加されます。(fit:=1) を選択すると、ScatterMatrixStatsN という名前のシートがアクティブなワークブックに追加され、補正R値がそのシートに出力されます。
ピアソンのr correlation

入力

int

0
ピアソンのr(相関係数)値を表示するかどうか指定します。デフォルトではチェックが外れています。(correlation:=1) を選択すると、ScatterMatrixStatsN という名前のシートがアクティブなワークブックに追加され、係数がそのシートに出力されます。オプションリスト:
  • 0=偽
  • 1=真
ピアソンのrのラベル corrLabel

入力

string

Pearson's r=$(v, *)
ピアソンのrオプションが表示されている場合 (correlation:=1)、ピアソンのrの情報のラベルを編集できます。
補正R二乗 AdjRSq

入力

int

1
R二乗(線形フィットの)を表示するか指定します。デフォルトでチェックがついています。オプションリスト:
  • 0=偽
  • 1=真
補正R二乗のラベル AdjRSqLabel

入力

string

Adj R^2=$(v, *)
補正のラベルをカスタマイズします。補正R二乗の情報R二乗オプションが表示されます (AdjRSq=1)。
有意差を表す記号 sigmark

入力

int

0
追加の統計情報に有意差を表す記号を表示するか指定します。オプションリスト:
  • 0=偽
  • 1=真
有意水準 siglevel

入力

string

0.05 0.01 0.001
デフォルト値は0.05 0.01 0.001です。3レベルあり、相関係数<0.001の場合、有意差を表す記号は***、0.001<相関係数<0.01の場合、有意差を表す記号は**となり、値>0.05の場合、有意差を表す記号は表示されません。
値によるラベルサイズ bubble

入力

int

0
このオプションは、次の場合に使用できます。
  • 入力データセットのグループ範囲が設定されていない
  • ピアソンのrおよび補正R二乗オプションのいずれかが表示されている(両方ではない)

この場合、値に応じてラベルのサイズが変わります。

リストワイズ除去 missing

入力

int

0
欠損値を除外するかどうかを指定します(リストワイズ)。欠損値がある場合、すべてのデータセットの行全体を除外します。デフォルトではチェックが外れています。
散布図 scatter

入力

string

ScatterMatrix
散布図のテンプレートを指定できます。
ボックス box

入力

string

BoxMatrix
ボックスチャートのテンプレートを指定できます。このオプションは、対角セルに表示ボックスチャートが選択されている場合に使用できます (diagonal:=1)。
ヒストグラム histogram

入力

string

sparkline_box
ヒストグラムのテンプレートを指定できます。このオプションは、対角セルに表示ヒストグラムまたは分布曲線付きヒストグラムが選択されている場合に使用できます (diagonal:=2もしくはdiagonal:=3)。
分布曲線 dist

入力

string

DistMatrix
分布曲線のテンプレートを指定できます。 このオプションは、対角セルに表示分布曲線または塗りつぶし付き分布曲線が選択されている場合に使用できます (diagonal:=4もしくはdiagonal:=5)。
結果を出力 rd

出力

ReportData

[<入力>]<新規>
散布図行列のデータを保存する場所を指定します。

説明

このXファンクションの詳細情報は、ユーザガイドの散布図行列を参照してください。

Note: Origin 2017以前のバージョンでは、このXファンクションをLabTalkスクリプトから呼び出せません。スクリプトから散布図行列をプロットするには、以下を使用します。

worksheet -px

例えば、

worksheet -px ? boxmatrix plot_matrix -r 1 irng:=col(A):col(D) group:=col(E) mdisp:=upper diagonal:=hist;

Keywords:信頼, 楕円, 線形フィット