二元配置分散分析

内容

  1. 1 サマリー
  2. 2 学習する項目
  3. 3 ステップ
    1. 3.1 インデックスデータモード
      1. 3.1.1 2元配置ANOVAを実行
      2. 3.1.2 結果の解釈
      3. 3.1.3 相互作用プロット
      4. 3.1.4 再計算
    2. 3.2 素データ値モード

サマリー

いくつかのケースでは、2つの因子(カテゴリ変数)と連続的な結果変数間の関係を調べたいことがあります。1要因での変化の結果への影響は、他の因子のレベルに依存する可能性があるので、2つ​​の要因間の相互作用を考慮する必要があります。二元配置ANOVAは、2つの要因の主要な影響とのそれらの交互作用を分析するための適切な方法です。

必要なOriginのバージョン:Origin 2016 SR0

学習する項目

このチュートリアルでは、以下の項目について説明します。

  • 二元配置ANOVAを実行する
  • 二元配置ANOVAの結果の解釈
  • 相互作用プロットを作成

ステップ

研究者は、性別と食物グループの最高血圧(SBP)における効果に興味を持っています。因子"dietary group"(食物グループ)には、3つのグループがあり、どんな動物性の食物も摂取しない厳格なベジタリアン(SV)、動物性食品の中でも乳製品は食べるラクトベジタリアン(LV)、普通のアメリカの食事を摂るノーマル(NOR)に分けられます。性別と食物グループは独立、またはお互いに相互作用があるかもしれません。この問題を解く方法の一つとして、平均SBPレベルを予測する二元配置ANOVAモデルを構築する方法があります。

インデックスデータモード

二元配置ANOVAを実行する

  1. 新しいワークブックを開き、\Samples\Statistics\SBP_Index.dat ファイルを開きます。
  2. メニューから統計:ANOVA:二元配置と選択してANOVATwoWayダイアログを開き、入力データをインデックスに設定します。
  3. A、B、C列をそれぞれ因子A因子Bデータに設定します。相互作用のボックスにチェックを入れます。
    DOC-2411 TwoANOVA06a Magenta.png
  4. 記述統計では全てのボックスにチェックを入れます。
  5. 平均比較の項目の「+」をクリックして項目を開き、有意水準を0.05にし、Tukeyのボックスにチェックを付け、これを比較手法とします。
    DOC-2411 TwoANOVA06b Magenta.png
  6. OK ボタンをクリックして二元配置ANOVAを実行します。

結果の解釈

TwoANOVA13.png

二元配置ANOVAの結果シートにある「全般ANOVA」表から、DietarySex は両方とも有意な要因であるが、それらの間の相互作用は有意ではないことが読み取れます。SexDietaryの両方の主効果が有意であることを意味し、Dietary の変化による結果の影響は、Sexのレベルには依存しないということを意味します。

相互作用グラフ

さらに相互作用を検出するために、「相互作用プロット」を以下の手順で作成します。

  1. タイトル「相互作用」で右クリックして、新しいシートとしてコピーを作成を選択します。
    TwoANOVA07.png
  2. 作成されたシートを開きます。列Bを選択して、フライアウトメニューから、カテゴリとして設定を選択します。
  3. D列を最初の3つのセルを選択し、その後Ctrlキーを押しながら、D列の他の3つのセルを選択します。
    TwoANOVA08.png
  4. 2DグラフギャラリーツールバーのButton Line And Symbol.pngボタン をクリックし、 プロットを作成します。
  5. グラフ凡例を右クリックして、コンテキストメニューからオブジェクトの表示属性を選択します。オブジェクトプロパティダイアログで、下図のようにテキストを入力します。OK ボタンをクリックして、ダイアログを閉じます。2つの要因間の相互作用を示す相互作用グラフが作成されました。
\l(1) Male
\l(2) Female
TwoANOVA11.png

グラフ内のデータポイントによると、SexDietary間の相互作用は弱いことが分かります、そのため、相互作用を除いた2つの因子の影響を再計算します。

再計算

  1. 再計算 ANOVA2Way1ワークシートの緑の鍵のアイコンをクリックして、パラメータを変更を選択し、ダイアログを再度開きます。
TwoANOVA12.png
  1. ダイアログで、相互作用のボックスのチェックを外し、OKボタンをクリックします。
DOC-2411 TwoANOVA17a Magenta.png

「全般ANOVA表」により、DietarySexは有意な因子であることがわかります。平均比較の表から因子Dietary では、Nor の平均はLVSV の平均により有意に大きく、男性の平均は女性のものより有意に大きいことがわかります。

TwoANOVA14.png
TwoANOVA15.png

素データモード

  1. 新しいワークブックを開き、\Samples\Statistics\SBP_Raw.dat ファイルを開きます。
  2. ワークシートのすべての列を選択し、統計:ANOVA:二元配置を選択すると、ANOVATwoWay ダイアログボックスが開きます。入力タブにて、入力データのモードを素データ値を選びます。
  3. 因子Aレベルの数を2とし、名前入力のボックスにSexMaleFemaleと入力します。
  4. 因子Bレベルの数を3とし、名前入力のボックスにそれぞれDietary GroupSVLVNorと入力します。
    DOC-2411 TwoANOVA05a Magenta.png
  5. 平均比較の項目の「+」をクリックして項目を開き、有意水準を0.05にし、Tukeyのボックスにチェックを付け、これを比較手法とします。
  6. OK ボタンをクリックして二元配置ANOVAを実行します。