FAQ-157 グラフ内に日時スタンプを追加するにはどのようにしたら良いでしょうか?
最終更新日:2021/03/04
Add-DateTime-Stamp-to-Graph
- 日付と時刻をグラフウィンドウの上部に追加するには、日時スタンプボタン
をクリックします(デフォルトでは、Originワークスペースの左下にドッキングされています)。このツールバーが表示されない場合、(表示:ツールバー)を選択して のグラフにオブジェクトを追加ツールバーを有効にします。
- 日時スタンプを削除するには、それをクリックして選択し、DELETEキーを押します。

日時スタンプは静的テキストオブジェクトです。日時スタンプを修正するには、
- 日時スタンプをクリックして選択します(特定のフォーマットツールバーボタンでは、ダブルクリックして「インプレース」編集モードにする必要があります)
- 日時スタンプテキストを編集するには、テキストラベルの編集で日時フォーマットツールバーボタンまたはミニツールバーボタンを使用します。
Origin 2021b以降で日時スタンプを修正
Origin 2021b以降、日時スタンプ ボタン をクリックすると、小さな日時スタンプダイアログが開きます。
- リストからフォーマットを選択し、OKをクリックします。
- オプションで、デフォルトに設定を選択できます。
特定のウィンドウに追加できる日時スタンプオブジェクトは1つだけであることに注意してください。フォーマット変更したい場合は、日時スタンプを削除して最初からやり直してください。
以前のバージョンのOriginで日時スタンプ フォーマットを変更した場合は、ユーザファイル(UFF)のStandard.ogsというファイルに保存されていました。(a)そのファイルの編集を続行するか(次のセクションを参照)、(b)そのStandard.ogsファイルに他のカスタムスクリプトが必要ないことが確実な場合は、ファイルを削除して新しい日時スタンプのカスタマイズを行うことができます。
Origin 2021以前で日時スタンプを修正
デフォルトでは、日時スタンプは次の形式で日時を追加します。
M/d/yyyy HH:mm:ss // 例) 3/4/2021 15:19:58
日時スタンプボタン をクリックすると、OriginフォルダにあるSTANDARD.OGSファイルの[DateTime]セクションで1行のスクリプトが実行されます。 そのスクリプト行は、次のいずれかのようになります。
label -s -sa -dc (dXFactor*page.width) (dYFactor*page.height) -n timestamp $(@D,D10); // 2019b以前
label -mg -s -sa -dc (dXFactor*page.width) (dYFactor*page.height) -n timestamp $(@D,D10); // 2020から変更
このスクリプトの$(@D,D10)の部分は、日付/時間のフォーマットを指定します。これは、Origin日付表示リストの11番目のフォーマットに対応します(カウントはゼロから始まるため、(D10)=リストの11番目)。リストを表示するには、ワークシート列のプロパティダイアログを開き、フォーマットを日付に設定して、表示ドロップダウンをクリックします。ゼロ(0)から始まるリストをカウントダウンすることを忘れないでください。
必要な日付フォーマットのインデックス番号がわかっている場合:
- STANDARD.OGSファイルをテキストエディタで開きます。
- [DateTime]セクションを見つけます。
- 上記のスクリプト行を見つけます。
- D10をDnに変更します。nは表示ドロップダウンリストのn番目の項目です。
- 変更したOGSファイルをユーザファイル(UFF)に保存します。
- 日時スタンプボタンを押すと、この形式で日時スタンプが出力されるようになります。
標準リストにないフォーマットが必要な場合は、オプションダイアログのその他のオプションタブ(ツール: オプションまたは環境設定: オプション)で2つのカスタム日付フォーマットを定義すると、表示リストの下部に表示されます。
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