ワークシート、列、セル範囲の命名規則


このトピックではOriginのワークシートとワークシート列の名前について説明します。 ワークブックの命名規則はOriginのウィンドウの命名規則をご覧ください。

ワークブックウィンドウは、最大1024枚のワークシートを含めることができます。 古いバージョンのOriginで作成したワークシートを除き、全てワークシートはデフォルトの名前が付けられます。

Originの子ウィンドウと同様、Originワークシートとワークシート列には、ショートネームロングネームがあります。ただし、Originワークシート列のショートネームやロングネームに関するデフォルトの命名規則は、ウィンドウに対するものとは少し異なります。

目次

Originのワークシートの命名規則

デフォルト名:SheetN (ショートネーム)

オプション名: ユーザ指定 (ロングネーム)

ワークブックのショートネームについての規則は次の通りです。


Originのワークシートのショートネームは次の方法の内の1つで変更できます。


シートのロングネームを表示または名前の変更をする必要がある場合は次のように操作します。

Originのワークシート列の命名規則

デフォルト名: A, B, C, D...(ショートネーム)

オプション名: ユーザ指定 (ロングネーム)

ワークブックのショートネームについての規則は次の通りです。


ワークシート列の名前を入力できる箇所は複数存在します。


列のショートネームロングネームには3つの注意点があります。

ワークブックデータの参照方法

グラフ作成または分析を実行する際、ワークブック名ワークシート名ワークシートセル範囲を組み合わせた、もっとも一般的な形式の標準的な構文を使ってデータを選択したり、認識します。

[ワークブック名]ワークシート名!セル範囲

BookName は、ワークブックのロングネーム または ショートネームです。 複数のデータ列がロングネームを共有している場合、最も左側の列が操作対象になります。 また、セル範囲は、1つのセル、1つの行・列の一部、または(連続また不連続の)セルグループです。 この構文はデータ範囲をアクティブに参照(コマンドウィンドウのコマンドラインを利用して)しているか、ユーザインタフェースに選択した範囲がレポート(作図の詳細ダイアログやデータリストで)されている時に使用されます

Note: (1) ロングネームが定義されおり、(2)「オプション」ダイアログボックスで「ロングネームが利用可能なときはそれを使う」にチェックが付いている場合、 (ツール:オプション:その他のオプション) 例えば、「作図の詳細」ダイアログボックスなどで選択したデータ範囲を参照する場合、ロングネームが使われます。 そうでなければ、ショートネームが使われます。


 255以上のシートを追加するには、プロジェクトをOPJU形式で保存します 。(Origin 2018 SR0以降で可能)